BETA
BETAとは「人類に敵対的な地球外起源種」の略称。
1973年の地球侵攻から現在に至るまで無差別に侵略活動を続けている。
要撃（グラップラー）級
BETA戦力の中核をなす大型多足歩行種で、近接格闘能力や対人探知能力に優れている。二対の前腕衝角による打撃が最大の武器で、その一撃は戦術機の装甲を簡単に貫くほど。
学術名：Rabidusius: bracchium acūtas / 俗称：Medium（メデューム）
戦車（タンク）級
BETA群の中で最多の個体数を誇る中型の多足歩行種。侵攻時には群れの中団に位置し、突撃級や要撃級の影に隠れ、獲物を奇襲する。
学術名：Manderium: ungulam crus / 俗称：Equus pedis（エクウスペディス）
突撃（デストロイヤー）級
BETA群の先鋒を担う大型の多足歩行種。その前面装甲殻は、極めて硬質且つ驚異的な再生能力を有しているため、戦術機や戦車部隊の面制圧に対しての生存率が高い。
学術名：Impetusis: arma duras / 俗称：Ruitare（ルイタウラ）
要塞（フォート）級
確認されている中では最大の多足歩行種で、非常に高い防御力と耐久力を持つ。その身体は三胴構造となっており、体節接合部のみが有効な攻撃ポイント。動作自体は緩慢で対人察知能力も高くはない。
学術名：Pergrandium: tria corpus / 俗称：Gravis（グラヴィス）
光線（レーザー）級
二足歩行型光線属種。戦車や航空機はおろか戦術機すら破壊できる高出力のレーザーを照射する。
学術名：Luxcius: duo oculus / 俗称：Lux（ルクス）
重光線（じゅうレーザー）級
動作こそ緩慢だが、高度500mで飛行する標的に対して100km以上の有効射程を持ち、単純照射距離は1000km以上とされている。光線出力は天候での減衰が期待できないほどであり、戦艦の装甲すら10秒で融解させる。防御力は高く、36mm砲弾での撃破は困難であり、120mm砲弾の使用が推奨されている。また、弱点とされている照射粘膜にも、開閉可能な保護膜が存在している。
学術名：Māgnus luxcius: unioculus / 俗称：Magnus lux（マグヌスルクス）